2009年5月27日水曜日

GOEMON

「石川五右衛門」のイメージは?
江戸で天下の大泥棒って言われた人?
横顔のへんな頭の浮世絵の人?
釜茹で処刑された人?
そんなイメージかな?って感じで映画館に入りました。
ところが・・・・・
かっこいいこと、かっこいいこと、「GOEMON」が。
かなり体を絞って作ったと思います、「江口洋介」

ストーリーは、1852年、豊臣の時代。ちなみに、「秀吉は、奥田映二」そこに彗星のように現れた天下の大泥棒・石川五右衛門。超人的な身体能力を武器に金を盗み、貧しきものに分け与える彼を民衆は義賊ともてはやし、熱狂していた。紀伊国屋邸に盗み入り、五右衛門は、南蛮製の箱を手に入れる。ただの箱と思った五右衛門はその場で捨ててしまうが、その箱こそ、信長の暗殺の真相につながる禁断の箱だったのだ。紀里谷和明監督の作品は、CGを多用し、その時代をまさに紀里谷流に切り取って表現していると思った。まさに絢爛豪華、人物はどこか妖しく美しい。
まっ、女二人で見た後は、とにかく、「江口洋介」の肉体美と美しい男二人の悲しい結末、そして悲恋に胸がキュンとなったのが、一番の感想なんですけど。
 日本のヒーローを面白く描いています~DVDももうすぐ発売。映画館で見て欲しい作品だけど、レンタルしてみても良いと思います。


2009年5月12日火曜日

小笠原~旅~番外編~PART1



小笠原の旅で、もう一つとても印象的だったのが、「国立天文台 小笠原局」を訪問したこと。
前に「コンタクト」という映画を見た時、「地球外生物」絶対いるよね~と実感した。
妄想すると怖いというより、面白い。地球上の戦争とか、兄弟喧嘩しちやって~とか思ってたりするのかなぁ~、地球VSどこかの惑星となると、喧嘩してる場合じゃないし、もっと一つなんだって感覚がでてくるかもしれない。銀河系って、地球じゃ考えられない悩みとかあるのかなぁ~隣で一緒に見学していた女の子は、なんだか怖がっていたけど、私は、なんともいえない広がりを感じたんです~だって、絶対行けない宇宙の星まで、電波が到達して距離を測って帰ってくるんだよ~すごいなぁ~すごいなぁ~
襲ってきたりしない気がする。奪うことは、何も得られないって、もう相当前から知ってるよ~
だってさっき戦跡で戦争の跡みて、改めて思ったから~
日本に4つある「VERA」という、電波を使って、銀河系内の惑星の距離をはかることができる装置。
ここ、小笠原、父島、岩手県 水沢、鹿児島県 入来、石垣島の4箇所にあります。
やっぱり、昔、軍の交信基地跡地にあるそうです。
土地柄ってやっぱりあるのね。
そして一番上写真の本は、これまた、たまたま読んだ最近の本。
「地球時間で3000年後の惑星エササニの多次元的存在」と交信したという本。
こういうものをどんな風にとらえるかは、人それぞれだと思うのですが、これからの地球に思いを馳せること~小笠原でぼんやりそんなこと考えたから引き寄せたのかしらん。~そんな日もあってよい気がします。

THE SECRET

本の帯。
そこに好きな人の名前が書いてあると手にとってしまう。
「茂木健一郎氏 絶賛!!」
とか。
でも、世界で1000万部ってすごい。
あっという間に読んでしまった。
この本は、でもそんなに話題になっていたんだろうか。
本を読み終わっていつも感じること。
いくつ自分の生活に生かせるのか・・・・
やってみよ~楽しみです。

2009年5月9日土曜日

国宝 阿修羅展

710年~なんとすばらしい平城京。
藤原鎌足~その子~不比等。
あ~なんだか懐かしい。
頭の裏側がかゆくなる感じ・・・
受験は日本史だったんです~
興福寺の阿修羅は、教科書にも必ず
載っているそのお顔。
天平文化の開花とか勉強したね~
でも、仏像ブームか知りませんが、すごい人でした。
展示場所は、もっと広いところが良いのではと思います。外国の美術館の良いところは、天井が高いところ。
群がるように人がいる展示物はあまり、海外では見たことないな~。ルーブルのモナリザ見た時より、混んでました。
そして、救いを求めるような目を向ける人々。
この現代も仏教を求めているように思えました。
私が、なによりすごいと思ったのは、興福寺の歴史です。
1300年という時の中、焼失、再建を繰り返しながら、今、こうして、目の前にある仏像たちは、やはり大きな感動を伝えてくれます。
「いや~今も大変な時代だけど、昔は、もっとこんなふうだったんだよね~」なんて声が聞こえてきそうです。対峙できることに本当に感謝しました。すごーーーーい人でしたけど・・・

2009年5月6日水曜日

小笠原の旅~終えて~

今回、小笠原に行って感じたこと~
本当に一人旅の人が多かった。男性も女性も一人旅の人に沢山会った。
ダイビングに来ている人、イルカや鯨が大好きで来ている人、自転車を乗りに来ている人、釣り人も多かったと思う。
それぞれ、港の近くの宿に宿泊しているが、値段、食事、内容など、色々確認してから、宿泊先を決めるべし。宿の選定は結構大事だと思った。

私が宿泊した宿「くつろぎの宿 てつ家」は町から離れているので、すこし、不便といえば不便だが、毎朝の小湊海岸の散歩は本当に気持ちよかった。
写真は、小湊海岸の夕日。
朝、散歩に行くと島のおじいさんがいて、ゴルフの練習をしていた。小笠原生まれ、小笠原育ちのおじさんとの朝の会話に癒されながら、7時の朝ごはんに宿に戻る。
自然の中でどっぷり楽しむのもおすすめ。
海岸からの帰り際には、野生化したヤギを見る。これも父島の大きな問題の一つ。天敵がいないヤギは繁殖し続けている。
鯨が子育てに来る豊かな海。海亀の産卵の海岸。歩くだけで癒される。

たった6日間で父島だけしか見られなかったけれど、また、いつか、必ず来たい~
その時はもっとイルカと泳いで、母島にも行きたいな~泳ぎと潜りの上手い人と一緒に~ねっ~

小笠原~旅~おが丸~6日目


あっという間の帰りの船~楽しい時間は本当にあっという間に過ぎてしまいます。
帰りの船は、見た顔、知っている人ばかり。レディースルームには、知っている人が何人もいました。
最終日の船では、ダイビングの船で常連さんが教えてくれた船内ツアーに申し込みました。
ダイビングの船の上では、小笠原もう何十回目みたいな方が沢山いて、貴重な情報を頂きました。
揺れがひどいと竹芝から父島まで40時間もかかること。
揺れると船内のレストランもクローズしてしまうこと。
みんな気さくに色々はなしてくれました。
船内ツアーは、とても面白かったです。エンジンルームは本当にあつくて、船の心臓だって思いました。
1枚目の写真は航路図です。私が気に入ったのは、この羅針盤。方位磁石。
こんなしっかりした方位磁石が2個もあるんです。
自分の人生の方位磁石もこれくらいしっかりとしていたらいいのに~なんて思いました。
父島であった人たちと夕食をとったり、話しているうちにあっという間に東京湾に入りました。
船では殆ど寝てします私。退屈だと思うことは無かったです。


小さい頃、母と青函連絡船に乗って旅したことを思い出すと、私は、常に寝ていたように思います。
船旅!大好きになりそうです。
いよいよ、竹芝桟橋に近づいてきました。
この旅も終わりです~

小笠原~旅~ドルフィン~5日目




昨日は、「戦跡ツアー」負の遺産を見ることも必要だと、そう、思いながら、やっぱり!!海が好き!!!
最後はイルカに会いたい!!!と思い、出航14時まで、ドルフィンスイムをすることにしました。
父島は、すでに梅雨に入ったような天気。波は4M。そして、水温20度。波が高く、南島に上陸できませんでした。雪のように白いビーチに上陸したかったのですが・・・2枚目の写真です。
その後、イルカを探して4Mの波の高さでしたが、船を走らせると・・・・いました!!!!
興奮して写真が無いのが残念~
10頭くらいのイルカの群れ!!!すぐに、飛び込みたいところですが、4Mの波!
落ち着いて、今回はライフベストを着けたまま、飛び込みました。でも、イルカさんは、ちゃんと前に来てくれました。「ちろっ」と目で確認しているような感じ。
5、6頭で潜ったり、じゃれたり、本当に仲が良いですの~イルカには、否定的な思いがないと聞いたことがありますが、楽しい気持ちいっぱいになりました。

あっという間に船からイルカの群れは、離れてしまいました。その後、兄島の海中公園でしばし、シュノーケル。鯨の探しながら港へ戻りましたが、今回は鯨には会えず・・・・
港のトイレで着替えて、あっという間におがさわら丸、乗船時間。
3日間はあっという間に過ぎました。
1枚目は、お世話になったダイビングショップ「KAIZIN」さんが、お見送りの追走をしている写真です。
船の別れがこんなに情緒があって、切ない気持ちになってしまうものなんて、思いもよらなかったです。
「ホタルの光」ってこんなに悲しい曲だったのですね~いつもは、閉店前のあせりを感じる曲でしたから・・
デッキで、ダイビングの船で一緒になった人となぜか大泣きしてしまいました。
行きの船は誰も知らない一人旅でしたが、帰りに船は、知っている人が沢山!
旅は人生。人生は旅。
本当に出会いって豊かになるものです。
この島であった人とお世話になった人に「ありがとう~」の気持ちを声に出して叫びました!!
悲しい別れの後、
とにかく、風邪ひかないうちにシャワーをあびに「レディースルーム」に戻り、さ~25時間に船の旅のはじまり~

小笠原~旅~ネイチャー戦跡ツアー~4日目



いつも、海の中だけしか見ない私なのですが、あまりに海が寒いのと、父島は固有種の宝庫であること、戦争の跡が色濃く残っている島であることを思って、陸のツアーに申し込みました。「BONIN BLUE SHIMA」ボニンブルーシマ さんのところで1日 8000円のコースでした。
最初は、初寝山の「アカガシラカラスバト」という小笠原固有種のサンクチュアリーと呼ばれる繁殖地を歩くツアー。午後は、夜明山の戦跡ツアーだった。
64年前の水筒がそのまま残されていた。64年前の水が入っているのかな~とも思った。陸軍の星のマークのついた食器があり、当時ここで生活していたことがありありと想像される。一緒にツアーに参加した男性が「こんな綺麗な景色の山に大砲を撃たなければならなかったなんて憂鬱だったろな~」の言葉に、急に青い海の景色が変わった気がした。
今、こうしているのは、ここで生きて戦った人の後に続いていることを忘れないこと。そして、感謝すること。そして、今も世界のどこかである戦争をなくすこと。
父島は、戦火がなかったのでこんなに綺麗に壕が残っているという。
沖縄だけでなく、ここにも戦争の跡がしっかり残っているとは、語り続けなければと思った。

そんな風に感じた。

小笠原~旅~ダイビング~3日目




「くつろぎの宿 てつ家」父島の中心から離れ、車で10分くらいの小湊海岸のそばの宿。
とにかくゆっくりしたいと思い決めた宿。綺麗で清潔、そしてなにより
半露天風呂のトイレとお風呂が、気持ちよい。
ダイビングで冷えた体をゆっくり温めることができた。
食事も本当においしい。

そんな快適や宿から、2日目のダイビングは、太陽も出てくれて、青い海に潜ることが出来た。
2本目の後、鯨に遭遇!!!
ブリーチングも見ることが出来た。
大きい鯨、これから、アラスカを目指す鯨。興奮して写真がなくて残念!

小笠原~旅~ダイビング~2日目

父島到着。ダイビングショップは、船の中で決めて、船の中から電話しました。「KAIZIN」さん。
色んなショップがあり、どこにするかは、ダイバーの悩むところですね~
今回は「勘」で決めました。ここがいいんじゃないかと。
写真は、「イエロー」って言うポイントです。ヨスジフエダイなんかが沢山いました。
しかし、寒い・・・・水温20度でした。
驚いたのは、私たちが着いた「おがさわら丸」、2時に出航するのですが、それを見送る為に
ダイビングショップの船が追走することです。
そして、船から飛び込んで、手を振るんです~
私の帰るときもあるんですね~この追走~そしてさようなら~
午後5時、やっと宿にチェックインしました~

小笠原~旅~ダイビング~1日目

これより出航~24時間の船旅がはじまります~
1週間前にふと思いつき、決めたこの旅。6日間の旅。女一人、それも小笠原。
船と宿泊先は(株)ナショナルランドさんで一度に決めてしまいました。
今回の目的は、鯨とイルカとダイビング!!!
船は2等。宿は、「くつろぎの宿 てつ家」さん。
とにかく自然の中でゆっくりできることを第一目的として選びました。そんなこんなで、バタバタと出発日。
家から竹芝桟橋までのタクシーの運転手さんに「揺れるよ~」と脅かされ、不安になりながら、乗船。
チケットを渡すと、「レディースルーム」を案内され、Dデッキの部屋へ。移民船とか、言われていましたが思ったより快適。隣の人に、挨拶しましたが、あまり良い反応ではなく・・・・日本ってこういうところ良くないと思うんだよね~
出発までデッキに出ることにする。
レインボーブリッジの下を通って、デッキから部屋に戻ると睡魔が・・・・
船の揺れが揺り籠のようになり、爆睡してしましました。
8時頃、レストランでビールにうどん。そしてその後、10時には全客室、消灯~以外に揺れもなく眠れました。
明日はいよいよ父島へ